洪水は、人口の増加、都市化、気候変動により、世界的に大きな課題となっています。
このページでは、洪水と洪水対策に関する情報およびリンク先を共有することで知識を深めることを目的としています。
共有することで役立つと思われる情報をお持ちの際は是非、info@as-friis.com までご連絡頂けますと幸いです。
あなた自身の洪水リスクを知る
洪水が自分の家に与える影響を軽減することは今後も大切なことですが、賢明な選択と思える保険への加入だけでは洪水とその後の混乱や感情的なトラウマを防ぐことまではできません。
Know Your Flood Risk の住宅所有者保護ガイドは、Know Your Flood Risk(www.knowyourfloodrisk.co.uk) によって提供された、現在、私たちの財産(住宅等)を洪水から守るための最良のガイドです。
このガイドは、RAB Consultants Ltd (初版) および MDA (2014/15/16/18/20年に更新) との提携による「 Know Your Flood risk」 キャンペーンのために作成されました。洪水を緩和するために何ができるかをお伝えし、洪水がもたらす悲惨さを軽減するのに役立つことを願っています.
(出典: Mary Dhonau、OBE、最高経営責任者、Know Your Flood Risk Campaign)
FEMA (連邦緊急事態管理庁) は、米国国土安全保障省の機関であり、米国全土にあるプログラム オフィスと地域オフィスで構成されています。
これは、持ち上げたり移動したりできない建物の浸水リスクを軽減するためのガイドです。
FEMA の詳細については、こちらをご覧ください。
こちらの冊子「洪水からの建物回復ツールキット」には、建物を洪水に対してより強いものへとするための基本について紹介しており、必要なすべてのリソースが含まれています。
洪水からのレジリエンス(回復力)に関連するその他のリソースを参照したい際は、独自のツールキットを構築するためにダウンロード可能なその他のリソースが含まれている The Flood Hubの Webサイトにある「Knowledge Hub」を確認してみてください。
(https://thefloodhub.co.uk/property-flood-resilience-toolkit/)
国連環境「砂と持続可能性」のレポート「国際的な砂資源の環境を管理するための新たな解決策を見つける。」から抜粋:
河川での骨材抽出は、環境汚染と pH レベルの変化 (Saviour, 2012)、川岸の不安定化 (Sreebha & Padmalal, 2011)、水の帯水層の低下 (Myers et al., 2000)を引き起こしたことで、洪水の頻度・強さの増加につながっています。
また、堰止めと採掘は、沿岸地域や川の三角州から推積物を減少させて、干ばつの発生と深刻度 (John, 2009)、海岸侵食が加速(Kondolf、1997)しています。
ニュージーランドにおける、沿岸と外洋の砂の掘削は、原油などの掘削、気候変動、沿岸地区の都市化の累積的な影響(米国: Thornton et al., 2006; 英国: Pye & Neal, 1994 )を環境にもたらす可能性があるにもかかわらず継続されています。
弊社パートナーのDAMEASYのウェブサイトで詳細をお読みいただけます。
https://dameasyfloodbarriers.com/a/
blog/sandbagging-does-not-protect-from-floods-it-causes-them
洪水による被害は、車・美術品・家具・電化製品といった貴重な財産の損失・損害から人命を失うことにまで拡大しています。
また、簡単に確認や測定ができないような長い期間をかけて起きる被害もあり、深刻かつ長期的な健康の問題や、建屋構造への被害により最悪の事態では命を失うこととなる可能性もあります。
1.梁や基礎などの重要な建築部材の崩壊につながる建屋構造への過剰な負荷と疲労。
2.カビの増加、またカビの胞子が、その土地に住んでいる、またはその土地を使用している人々や動物に害を及ぼし、最悪の場合、重要な木製の建築部材を破壊する可能性があります。
3.電気部品の侵食が増加することで、誤作動が起きたり、最悪の場合には電気がショートして火災につながる可能性もあります。
4.鉄筋コンクリート、ドア枠、梁などの金属性建築部材の侵食が増加し、のちのち建物の崩壊につながる可能性があります。
1.豪雨(鉄砲水につながる)
2.隣家からの流入(排水不良)
3.排水設備からの逆流
4.排水機能の不足
5.喫水線より低い位置に建屋がある
洪水は大雨の時はどこでも発生する可能性がありますが、例えば、近所の道路や水路脇のフェンスが高くなるなど、各地域の状態変化によってさらに悪化する可能性もあります。
特に都市部は絶え間なく開発が続いており、排水インフラが損傷していたり機能が不十分であったりするため、水の排出速度が足りず地域全体や人々の資産が洪水に遭うということが起きています。
また浸水リスクが高いのは、地下室、地下駐車場、地下の井戸設備、および地上と同じ高さにある設備です。
1.現場で洪水リスク評価
2.解決策の策定
3.機能・利点等につき打ち合わせ
4.必要に応じて補足、設置、訓練
エス・フリースは、現在の課題だけでなく現場や周辺で過去に発生した問題もあわせて理解するために、現場のリスク評価を提供しています。
お客様から頂いたデータと情報を使用して洪水対策の基本設計を開発します。私たちは常に長期間に渡り効果を発揮する対策をご提案することに努めており、また多くの場合それはお客様ご自身や外注業者様など普段メンテナンスをされる方によって簡単に対応できる土地建物に少し手を加えるだけのものとなります。
防御レベル、投資コスト、建物や設備へのアクセス、日常業務への影響、重要な長期保守要件など、カバーすべき多くの側面があるため、機能とメリットに関する打ち合わせは対策プロセスにおける重要な部分となります。
また必要時に適切な機能を果たすことの確認、メンテナンスの必要性を下げることにも焦点を当てています。
販売後は洪水防止システムが適切に維持されているか、洪水防止システムに影響を与えたり洪水発生リスクを高めたりする可能性のある変更がないか確認するため、物件とその周辺をお客様と検査する定期的な洪水対策監査も提供しております。
洪水防御・水の流れ制御のための広域用バリア
Cold Flood バリアは移動式の独自のモジュラーシステムです。互いに接続可能な一つ一つの細長い区切りをつなげて構成されているため、洪水の程度に合わせて簡単に長さを調整できます。
バリア内は水で満たされることで表面の壁に強い圧力がかかります。これによりバリアは洪水に耐え、水の流れを変えることができます。非常に堅牢なバリアのセル構造により、外部条件に関係なくあらゆる表面の状態で安定を維持できるため、洪水を防ぐのに非常に効果的です。420 mm から 1,170 mm までの洪水防御の高さでご利用いただけます。
フェンス・ゲート・ドア用の簡単設置アルミ製バリア
Friiva洪水バリアは独自のモジュラーシステムです。このシステムは広い用途に対応しており、建物や敷地を守るために、必要に応じてほとんどの高さ・長さの要件に合わせたカスタマイズが可能です。
障壁パネルと支柱は、耐久性のあるアルミ合金を使用。200 mm の円柱型支柱と厚板の組み合わせにより洪水防御を提供します。バリアパネルは上から一つずつ入れていくだけですので、ほとんどの場合 1 人で設置することができます。
早く簡単に設置できるドア・ゲート用の洪水バリア
Dam Easy は、重くて面倒な土のうの代替として最適な製品であり、あなたの家のドアや窓からの水の浸入を最前線で防御してくれます。
洪水が発生した場合、迅速な行動をとることが重要となります。この洪水防御バリアは、5 分以内に設置できることであなたの信頼できる洪水防止策となってくれます。
Dam Easyのドア部分は高さ 720 mmで、最大で高さ600 mm の洪水防御を簡単に提供します。
簡単に配備可能なドレンストッパーと逆流防止バルブ
極端な気候現象が増加しており、それらは排水システムにも大きな負担をかけます。大量の水の排出に対処できない排水システムは、大雨が降ると全く機能しないということがよくあります。これにより、排水溝などの周囲から浸水が始まり汚染された地域が発生するだけでなく、溢れた水の水圧でマンホールの蓋が開いてしまう時などはとても危険な状況となります。
エス・フリースは、排水栓やナイフゲートバルブ、逆流防止バルブなど、排水溝や井戸からの洪水を緩和するさまざまな製品を提供しています。